【６０名規模、O市、介護事業所 A社の例】

『変化することや成長の喜びを社員と共有できました。』

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他と違わず離職問題に悩まされている介護事業所A社は、一見すると社員同士は仲が良く、利用者への対応も問題なく、社員間の連携もよいように感じられました。

状況把握のため全社員のヒヤリングを行うと出てくるのは組織や同僚に対する不満や愚痴が続き、何よりもやらされ感でまん延していました。

経営者の長年からの強烈なトップダウンが影響し、よくも悪くも思考がストップ状態、主体的な動きは面倒になるというパターンに陥っていました。

この異常な状況をなんとかしたい！と他社から引き抜かれた新米管理職がその解決を求めてひとことエンゲイジメントを導入しました。

信頼関係が全くないよそ者というポジションから、ひとことスキルを一つずつ実践すると、社員からの信頼を得られはじめました。

日々、コツコツとヒトコトを社内で発し続け、行動を続けることで、共感する社員が一人またひとりと続き、変化することや成長の喜びを社員と共有できエンゲイジメントを高めることができました。

同時に、停滞気味だった利用者数が増え、売上げアップを実現しました。

【３０名規模、K町、社会福祉法人 B社の例】

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全社員のうち２割が正社員で残り８割は非正規社員という構成のB事業所。社員同士はある程度面識はあり、課を越えて連携もあるもののどこかよそよそしく、リーダーシップを発揮しそこねている管理者や正社員に対する不満がまん延し、非正規は３年以内には離職、ある担当職については毎年変わっていた。

この違和感の解決を求めた人事担当からの依頼で、全社員のアンケート結果を実施。社員の満足度が予想をはるかに下回りエンゲイジメントの低いことが実証され、ひとことエンゲイジメントを導入。

正社員を中心にひとことスキルを実践する傍ら、全社員対象にひとことスキルを共有し、定期的な面談により社員一人ひとりをサポートした結果、チーム内の互いの配慮が増え活性化し、他課との連携がスムーズになりました。

正社員の自覚や管理職の覚悟が増し、次のアンケートでは職場満足度がアップし、エンゲイジメントを高め、継続雇用の非正規社員の戦力化、離職の予防につながりました。

【５０名規模、K村、法人事務長Cさんの例】

『社内の一体感を作り出すことに成功。』

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急な退職者があり、まさかの管理職に抜擢。他に先駆けての昇進でもあり、申し訳なさや自分に務まるだろうかという不安、かつ管理職という役割から決断の多い日々、なおかつ業務内外での人間関係に関する悩みは募り、自信を失くしかけている中、ひとことセミナーの個別相談を受け、Cさんは覚悟を決めてひとことスキル講座を実践しました。

講座やセッション後に次回までの具体的な目標を決め、それを素直に行動に移すことを繰り返して頂きました。途中の経過や進捗はメールでフォローし行動を後押ししました。

すると徐々に部下からの信頼を得た手応えを感じたようで、周りの変化に気づきました。部下からは「もっと押さえつける上司だと思っていたけど、とても話やすく、悩みに寄り添ってくれるので、仕事がしやすくなった」との直接の声も聴き、自信が湧いてきました。

また人間関係に溝があった部下とも関係を紡ぎ直し、社内の一体感を作り出すことに成功。その結果エンゲイジメントを高め、自ら決断することへの恐れや不安も仲間を信じて歩みだせる管理職として成長しました。