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多様化する部下を育てる、講座講座

多様化する部下を育てるコミュニケーション講座

働く意義、働き方はますます多様化し
人口減少や世界の人口流出入
「あたり前」や「常識」という言葉は
日本といえど通用しない時代です。

 

共通の目的やミッションに集う組織において
そんな「あたり前」の違う多様化する部下とどう向きあうか?
部下とのコミュニケーションのポイントをお伝えします。

 

 

多様化する部下とは?

 

多様化する部下を育てるコミュニケーション講座

部下が多様化する背景は?

 

思ったとおりに動いてくれない
いちいちそんなことまで教えないといけない?
何度も同じことを言わせる

言ったことしかできない
ハラスメントと言われそうで指導できない
怒ると辞めてしまう…

 

部下を持つ管理職や経営者の方から
そんな声がよく届きます。

 

ひとくくりに部下といえど

資格も経験も全くなくやる気の感じられない方
経験値が高く、キャリアもある年配の方
コミュニケーションがとりづらい方
文化の違う国外の方…

 

終身雇用や年功序列の仕組みは崩れ
非正規社員が支える組織の構図

 

生産人口の減少を補うため
シニア層への雇用の機会拡大
短時間労働や在宅勤務など働き方拡大
外国人労働者の受入など

 

働き方改革や雇用制度が変化し続ける状況で
社員である部下はさらに多様化します。

 

 

部下の多様化は今に始まってはいない

 

部下が多様化しているのは
正確には、今に始まったことではありません。

 

そもそも、違った環境や価値観を持つ人が集まっている中で
何を大事にしているか
どう優先順位をつけるか

 

それぞれ「違う」

「違うが、あたり前」なのです。

 

わかりきったことですが
ここをつい忘れてしまいがちです。

 

ちょっと前までは、そんな違いのある部下 が
似たような価値観しか選択できない
選択しづらい時代であったことは確かです。

 

一緒であることに居心地の良さや
これが、すべてであると思い込まされていたのかもしれません。

 

人はそれぞれ違う

この違いを認める、受け入れることから
部下の多様性に応えを導くことにつながります。

 

 

多様化する部下を育てるコミュニケーションとは?

 

 

部下を育てるコミュニケーション

 

 

違う環境や価値観を持つ
多様化する部下とのコミュニケーションにおいて
ポイントは以下の3つです。

 

1.相手を認める(存在承認)

2.違いを受け入れる

3.I(愛)メッセージ

 

 

部下を育てるコミュニケーション:相手を認める(存在承認)

 

部下を育てるコミュニケーションのポイント1は
「相手を認める」ことです。

言葉を変えると「存在承認」です。

 

この組織の一員として
出勤=存在している
このこと対する敬意と感謝です。

 

「雇っているのだからあたり前
むしろこちらに感謝してほしい」

なんて声も聞こえてきそうですが

 

人間誰しもが持つ
認められたい
褒められたい
大切に思われたい

 

という承認欲求が満たされると
コミュニケーションが円滑になります。

 

具体的には
アイコンタクトや名前を呼ぶ
この2つです。

これだけでも随分、効果があるはずです。

 

 

部下を育てるコミュニケーション:違いを認め、受け入れる

 

部下を育てるコミュニケーションのポイント2は
「違いを認め、受け入れる」ことです。

 

目の前の部下が
何に興味や感心があり
何を喜びとし
何を忌み嫌うか
何を感じるか

 

一見、仕事に無関係だから
必要ないと思われる方も
いらっしゃるかもしれませんが

 

この違いの背景を知り
違いを認め、受け入れられたと感じると
部下が心を開き
良きコミュニケーションに繋がります。

 

具体的には、
短い雑談の中で質問すること
そして、その答えに関心を示すことです。

 

 

部下を育てるコミュニケーション:I(愛)メッセージ

 

 

部下を育てるコミュニケーション

 

部下を育てるコミュニケーションのポイント3は
「I(あい)メッセージ」
わたしメッセージ

とも言われます。

 

私を主語にして
自分自身がどう感じているか
という思いを語ること

これがI(愛)メッセージです。

 

それに対して

Youメッセージ(あなたメッセージ)
主語があなたで始まる話し方
非難、評価、説教、指示がそれにあたります。

 

例えば、遅刻した部下に対して

「(あなたは)遅刻するとはだらしがない」
〜Youメッセージ

 

「(私は)何かあったか心配したよ」
〜I(愛)メッセージ

 

このように、主語が何か
その出来事に対して自分がどう感じているか
これを伝えるだけで
コミュニケーションが変化します。

 

多様化する部下を育てるコミュニケーションにおいて

相手を認める(存在承認)
違いを認め、受け入れる
I(愛)メッセージ
の3つです。
ぜひ、取り入れてみて下さいね。

 

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その他、お問合せは、こちらから。
https://hito-coto.com/contact/